ミャンマー国軍トップが退任、大統領候補に 後任は側近
ミンアウンフライン総司令官。3月27日、ミャンマーで撮影。REUTERS
[30日 ロイター] - ミャンマー国軍は30日、2021年のクーデターを主導したミンアウンフライン総司令官が退任したと発表した。総選挙を受けて同日開かれた議会下院で、ミンアウンフライン氏は大統領選出に向けた候補者の1人に選ばれた。
下院議員は2人の候補者を選び、上院も1人を指名し、両院が後日行う投票で3人の中から大統領を選出する。投票日は発表されていない。
ミンアウンフライン氏に代わる軍政トップには、同氏の側近であるイェウィンウー氏が就任した。イェウィンウー氏は2020年に情報機関トップに任命され、今月初めに陸軍総司令官へ昇進したばかりだった。
独立系アナリストのアウンチョーソー氏は「2カ月以内に2つの重要な昇進を遂げたという事実は、同氏がミンアウンフライン氏の最も信頼する側近の1人であることを明確に示している」と述べた。
イェウィンウー氏は将校団の登竜門として機能してきたエリート校の国防大学ではなく、士官候補生学校の出身で、以前は歩兵師団と南部エーヤワディー・デルタの西南方面軍を指揮した。
タイを拠点とする独立系シンクタンク、ISPミャンマーは「イェウィンウー氏はクーデター以来大将の階級を維持し、軍政の頂点で最も機密性の高い職務の一つを担ってきた」と指摘した。一方で「戦場指揮と組織運営の両方にまたがる幅広いリーダーシップ経験が不足しているように見える」とも記している。





