ニュース速報
ワールド

米当局、NY旅客機事故の概要説明へ 管制官「失敗した」との記録も

2026年03月25日(水)02時04分

米ニューヨーク州のラガーディア空港で、運輸保安庁(TSA)の保安検査の列に並ぶ人々。24日撮影。REUTERS/Shannon Stapleton/File Photo

[ニュ‌ーヨーク 24日 ロイター] - 米‌運輸安全委員会(NTSB)のホメンデ​ィ委員長は、ニューヨークのラガーディア空港で22日深⁠夜に発生した旅客​機と消防車両の衝突事故について、24日中にも事故機から回収されたフライトレコーダーなどから得られた一定の詳細を説明する見通しとし⁠た。

事故では、ラガーディア空港に着陸したエア・カナダ・エクスプレス機⁠が滑走路​で消防車両と衝突し、機長と副操縦士が死亡した。消防車両は別の旅客機で報告された緊急事態の対応に向かっていた。

ホメンディ氏によると、事故は管制官の夜間勤務中に発生。航空管制交⁠信サイト「Liveatc.net」に掲載された音声記‌録によると、ある管制官は衝突後、別の管制⁠官に「⁠失敗した」と震える声で話していた。

NTSBは、衝突事故発生前に別の緊急事態にも対応していた管制官から事情を聴取する計画という。

米航空安全専門家らは、‌着陸しようとした旅客機、管制官、​消‌防車両の間での交⁠信が調査の重​要なポイントになるだろうと述べた。

民間のパイロット4人によると、管制官は日常的に複数のフライトを担当し、ラガーディア空港など大都市圏の空港では、1人の管‌制官が地上と空域の両方の管制を担当することも珍しくないという。

ラガーディ​ア空港では24日も大幅な⁠遅延や欠航が続いており、連邦航空局によると、事故で閉鎖されている滑走路が再開するのは27日以​降となる見通し。

航空便追跡サイト「FlightAware」によると、24日午前時点で、221便(20%)が欠航、214便が遅延となっている。連邦航空局(FAA)は、こうした状況が終日続くと警告した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

欧州委、ロ産原油輸入停止法案先送り 「地政学的状況

ワールド

米TSA職員450人超辞職、2月政府閉鎖以降 空港

ワールド

世界経済フォーラム、サウジで4月開催の会議延期 「

ワールド

中国外相、和平交渉の早期開始呼びかけ イランのアラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆保険」を達成した中国の医療保険の実態とは
  • 2
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 3
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下位になった国はどこ?
  • 4
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 5
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 6
    スペイン王室、王妃と王女の装いに見る「母から娘」…
  • 7
    「日本人のほうが民度が低い」を招いてしまった渋谷…
  • 8
    「買ったら高いじゃん?」アカデミー賞会場のゴミ箱…
  • 9
    表情に注目...ニコール・キッドマン、大富豪夫妻から…
  • 10
    イラン戦争、トランプを泥沼に引きずり込む「5つの罠…
  • 1
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期スペイン女王は空軍で訓練中、問われる「軍を知る君主」
  • 2
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 3
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が発生し既に死者も、感染源は「ナイトクラブ」
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
  • 5
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 6
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 7
    【衛星画像】イラン情勢緊迫、米強襲揚陸艦「トリポ…
  • 8
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ…
  • 9
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 10
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中