英政府が機密情報漏洩で調査開始、米国からの基地使用要請巡る協議内容
ミリバンド・エネルギー安全保障・ネットゼロ相。3月17日、ロンドンで撮影。REUTERS/Isabel Infantes
[ロンドン 17日 ロイター] - 米国・イスラエルのイラン攻撃に伴う米国からの英軍基地使用要請についての極秘の協議内容が漏れたことについて、英政府は17日調査に乗り出した。国家安全保障会議の詳細がメディアに漏えいしていた。
米国が申し出たのは、インド洋のディエゴガルシア島基地と英本土の空軍基地の使用。スターマー首相は当初拒否したが、その後は「防衛目的」に限定する形で使用を認めた。
英誌スペクテーターなど複数のメディアによると、スターマー氏は米国による英軍基地使用に前向きだったが、ミリバンド・エネルギー安全保障・ネットゼロ相とリーブス財務相が反対したとされる。
英内閣官房トップのアントニア・ロメオ氏は野党政治家宛ての書簡で、情報流出に関する調査を始めたと説明。極秘扱いの情報が漏れたことは、英語圏5カ国による機密情報共有枠組み「ファイブ・アイズ」での英国と他の加盟国の米豪・ニュージーランドとの信頼関係を損なうと指摘した。
ロメオ氏は書簡で、承認のない形で情報が開示された今回の事案について、政府は利用可能なあらゆる権限を行使して調査を進めていると説明した。
英政府の報道官はコメント要請に対して「われわれは今のところ、この書簡に付け加える材料は持ち合わせていない」と回答した。





