ドイツ、F-35追加導入検討 欧州次世代戦闘機の計画停滞
2023年6月、ドイツのシュパングダーレム米空軍基地で行われたNATO軍事演習のメディアデーで飛行するF-35戦闘機。REUTERS/Jana Rodenbusch
Sabine Siebold Mike Stone
[ベルリン/ワシントン 18日 ロイター] - 複数の関係筋によると、ドイツは米国製ステルス戦闘機「F-35」の追加導入を検討している。
フランスとの共同次世代戦闘機(FCAS)計画が停滞する中、米軍事技術への依存を深める動きとなる。
関係者の1人は、追加で35機以上の購入につながる可能性のある協議が行われていると述べた。別の関係者は具体的な機数を示さなかったが、最終的な決定は不透明だとした。
ドイツは2022年に35機を購入しており、年内に引き渡しが始まる予定。ロッキード・マーチン製F-35は1機当たり8000万ドル超で、FCAS計画が膠着する中での追加購入となる。
FCASは2017年に開始され、40年から「ラファール」や「ユーロファイター」の後継とする計画だったが、産業間の対立で停滞している。
内部関係者の間では、独仏が有人戦闘機の共同開発を断念するとの見方が強まっている。ただ、ドローン(無人機)や、有人機と無人機をデジタルでつなぐ「戦闘クラウド」分野の協力は続ける見通しだ。
ドイツのメルツ首相は18日公開されたポッドキャスト番組で、多額の費用を投じて有人第6世代機を開発する妥当性に疑問を呈していた。





