ニュース速報
ワールド

ドイツ、F-35追加導入検討 欧州次世代戦闘機の計画停滞

2026年02月19日(木)17時10分

2023年6月、ドイツのシュパングダーレム米空軍基地で行われたNATO軍事演習のメディアデーで飛行するF-35戦闘機。REUTERS/Jana Rodenbusch

Sabine ‌Siebold Mike Stone

[ベルリン/‌ワシントン 18日 ロイタ​ー] - 複数の関係筋によると、ドイツは米⁠国製ステルス​戦闘機「F-35」の追加導入を検討している。

フランスとの共同次世代戦闘機(FCAS)計画が停滞する中、米軍事技術へ⁠の依存を深める動きとなる。

関係者の1人は、追加で35機⁠以​上の購入につながる可能性のある協議が行われていると述べた。別の関係者は具体的な機数を示さなかったが、最終的な決定は不透明だとした。

ドイツは⁠2022年に35機を購入してお‌り、年内に引き渡しが始まる予定。⁠ロッ⁠キード・マーチン製F-35は1機当たり8000万ドル超で、FCAS計画が膠着する中での追加購入となる。

FCASは2017年に開始され、40‌年から「ラファール」や「ユ​ーロ‌ファイター⁠」の後継とす​る計画だったが、産業間の対立で停滞している。

内部関係者の間では、独仏が有人戦闘機の共同開発を断念するとの見方が強ま‌っている。ただ、ドローン(無人機)や、有人機と無人機を​デジタルでつなぐ⁠「戦闘クラウド」分野の協力は続ける見通しだ。

ドイツのメルツ首相は18日​公開されたポッドキャスト番組で、多額の費用を投じて有人第6世代機を開発する妥当性に疑問を呈していた。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

インタビュー:1%への利上げ、無担保コール急低下の

ビジネス

日銀、3月か4月会合で利上げの可能性「相応にある」

ビジネス

仏ペルノ・リカール、7─12月は減収減益 主要市場

ビジネス

仏ルノー、25年は純損失109億ユーロ 日産株巡る
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ポーランドが「核武装」に意欲、NATO諸国も米国の核の傘を信用できず
  • 2
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 3
    中道「大敗北」、最大の原因は「高市ブーム」ではなかった...繰り返される、米民主党と同じ過ち
  • 4
    ウクライナ戦争が180度変えた「軍事戦略」の在り方..…
  • 5
    完全に「ホクロ」かと...医師も見逃した「皮膚がん」…
  • 6
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 7
    生き返ったワグネルの「影」、NATO内部に浸透か
  • 8
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 9
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 10
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発される中国のスパイ、今度はギリシャで御用
  • 4
    【銘柄】マイクロソフトの株価が暴落...「AI懸念」で…
  • 5
    「ヒンメルならそうした」...コスプレイヤーが消火活…
  • 6
    なぜ「あと1レップ」が筋肉を壊すのか...「高速パワ…
  • 7
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 8
    「目のやり場に困る...」アカデミー会場を席巻したス…
  • 9
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 10
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中