キーウにロシア軍の攻撃、住宅火災発生 1人死亡＝当局者

写真はロシア軍の攻撃を受けた集合住宅。11月25日、キーウで撮影。REUTERS/Valentyn Ogirenko

[２５日 ロイター] - ウクライナの首都キーウで２５日未明にロシア軍による攻撃があり、少なくとも２棟の住宅で火災が発生、１人が死亡した。ウクライナ当局者が明らかにした。

市軍事行政トップのティムール・トカチェンコ氏によると、午前１時（日本時間午前８時）すぎの攻撃で１人が死亡、７人が負傷した。ドニプロ川東岸の地区で高層住宅が攻撃を受けたという。

首都周辺では防空部隊が活動した。首都では午前５時すぎに新たな空襲警報が発令された。

救急隊が公開した写真には、はしごに乗った消防士らが上層階の炎に向けて放水している様子が写っていた。

救急隊によると、９階建てのビルの６階と７階に深刻な被害があったが、火災は鎮圧され、１７人が救助された。

また、クリチコ市長によると、市内の電力と水の供給に支障が出た。