米感謝祭前の旅客便、政府閉鎖で「ごくわずか」に=米運輸長官
ワシントン近郊のロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で7日撮影。REUTERS/Nathan Howard
David Shepardson David Ljunggren
[ワシントン 9日 ロイター] - 米政府機関の閉鎖が続く中でダフィー米運輸長官は9日のCNNテレビの番組で、航空管制官の人員不足が深刻化しているのを受け、感謝祭の祝日の前に運航される旅客便は「ごくわずか」まで減少すると警告した。
政府機関閉鎖によって航空管制官を含めた連邦政府職員の給与が数週間支払われておらず、管制官不足を招いている。このため連邦航空局(FAA)は安全上の懸念があるとして7日以降に主要40空港で1日当たりの便数を4%減らすよう航空会社に指示した。減便は11日までに6%、14日までに10%に拡大するよう義務付けられている。
今年は今月27日に当たる感謝祭は米国で最も重要な祝日の1つで、前後には数百万人もの人々が旅行に出かける。ダフィー氏は状況がさらに悪化し、「感謝祭の2週間前は、航空便がごくわずかになるだろう」とし、「この状況が解消されなければ運航便数が大幅に減少するため、多くの人々が飛行機に乗れないだろう」と警鐘を鳴らした。
7日に1025便が欠航、7000便が遅延したのに続き、8日は約1550便が欠航し、6700便が遅れた。9日は状況がさらに悪化し、米東部時間午前10時半(1530GMT)時点で1400便が欠航し、2700便が遅延している。
政府機関の閉鎖後、1万3000人の管制官と5万人の保安検査官が無給での勤務を強いられている。FAAは12の管制塔で人員不足が発生していると説明する。
ダフィー氏は10月1日に連邦政府機関の閉鎖が始まって以来、航空管制官の退職者が増加していると説明。FAAは管制官を全面的に補充するには1000―2000人が不足しているとして「経験豊富な管制官たちに退職せずに仕事を続けるために給与を支払ってきた」ものの、「政府閉鎖前は1日当たり4人程度の管制官が退職していたが、今では1日当たり15人から20人が退職している」と指摘した。
米大手航空会社でつくる団体、エアラインズ・フォー・アメリカの調査結果では10月1日以降に400万人を超える航空利用者の旅行計画が混乱したとし、14日までに米経済への1日当たりの影響額が2億8500万―5億8000万ドルに達するとの推計を発表した。
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