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台湾、孤立せず友人増えてる 欧州から帰着の蕭副総統

2025年11月10日(月)09時43分

写真は台湾の蕭美琴副総統。7月18日、台北で撮影。REUTERS/Ann Wang

[台北 9日 ロイター] - 欧州訪問から帰着した台湾の蕭美琴副総統は9日、台湾は孤立しておらず、世界中で友人がますます増えており、これからもその決意を世界に示し続けると述べた。

台湾は外交部長(外相)が欧州など公式な外交関係のない地域を訪問することは時折あるが、副総統のような高位の当局者による訪問は極めて異例だ。

蕭氏は帰着後に空港で記者団に応じ、台湾の国際的な立場は非常に厳しいが、台湾は一度も後退したことがなく、これは台湾にも国際社会に参加する機会が与えられるべきだからだと強調。「台湾は孤独ではない。私たちは世界中に志を同じくするより多くの友人を得ている。彼らはわれわれと共に歩もうとしてくれている」と述べた。その上で「われわれは自信と現実主義、そして揺るぎない歩みをもって、その決意と友好、民主主義の力を世界に示し続ける」と語った。

蕭氏は今回、ブリュッセルの欧州議会で開催された「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」の年次総会に出席した。

ロイター
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