アウディ、26年は利益率回復を予想 25年は米関税で大打撃
2025年4月23日、中国・上海で開催された自動車ショーで撮影。REUTERS/Go Nakamura
Rachel More
[インゴルシュタット(ドイツ) 17日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級車部門アウディは17日、2026年の営業利益率が6─8%に回復するとの見通しを明らかにした。25年は米国の関税措置により収支に12億ユーロ(13億8000万ドル)の打撃を受けた。
同社の営業利益率は2024年は6.0%、25年には5.1%まで低下していた。
同社のゲルノート・デルナー最高経営責任者(CEO)は声明で「地政学的な不確実性と世界的な競争圧力により、自動車業界は昨年も再び厳しい状況に置かれた」と述べた。
アウディはコスト管理の徹底が2025年のコスト増を一部相殺したと説明。それでも営業利益は前年比14%減の34億ユーロに落ち込んだ。
同社は米国に生産拠点を持たないため、トランプ大統領の関税措置による影響を直接受けており、26年も同水準の関税コストが続く見通しだ。
デルナー氏は米国で同社初の工場を建設するかどうかの判断について、VWグループ全体での協議を経て、年内にも最終決定を下す可能性を示唆した。





