米当局、コムキャストに罰金150万ドル 23万人超の顧客データ流出
米連邦通信委員会(FCC)は25日、23万7000人分の顧客データを流出させたとして、CATV最大手コムキャストに150万ドルの罰金を科すと発表した。同社ロゴのイラストレーション写真(2025年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦通信委員会(FCC)は25日、23万7000人分の顧客データを流出させたとして、CATV最大手コムキャストに150万ドルの罰金を科すと発表した。
FCCによると、2022年までコムキャストが利用していた債権回収業者のフィナンシャル・ビジネス・アンド・コンシューマー・ソリューションズ(FBCS)が24年にデータ侵害を受け、コムキャストのインターネット回線やテレビ、自宅警備サービス利用者の個人情報が流出した。
FBCSは、流出が明らかになる前の24年8月に破産申請したという。
コムキャストは、FCCとの和解の一環で、顧客のプライバシーと情報保護の監督方法を含むコンプライアンス計画を採用することで合意した。
同社は声明で「この事案への責任は負っておらず、関連した不正行為は一切ない」とする声明を出した。コムキャストへのシステム侵害はなく、FBCSはセキュリティー要件に従うことを要求されていたという。





