アックマン氏のパーシング、来年早々の上場準備=WSJ
21日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、米著名投資家ビル・アックマン氏(写真)が率いるヘッジファンド企業、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントと、同社の新たな投資ファンドが、来年早くに上場を計画している。カリフォルニア州ビバリーヒルズで5月撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
[21日 ロイター] - 21日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、米著名投資家ビル・アックマン氏が率いるヘッジファンド企業、パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメントと、同社の新たな投資ファンドが、来年早くに上場を計画している。
新ファンド「パーシング・スクエアUSA」はニューヨーク証券取引所に上場し、投資家には購入インセンティブとしてパーシング株を無料で割り当てる計画。パーシングのパートナーは、2024年の企業価値評価105億ドルを大幅に上回る価格で株式の最大10%を譲渡する可能性があるという。
同日付の英紙フィナンシャル・タイムズも、アックマン氏がパーシングの上場を準備していると報じたが、記事はその他の計画には言及していない。
両紙とも、上場計画は暫定的で、市場環境次第では遅れたり実現しなかったりする可能性があると伝えている。
パーシングは報道についてのコメントを控えた。
2004年1月創業のパーシングは10数社の株式に投資し、アクティビスト(物言う投資家)として知られる。





