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米国株式市場=急落、エヌビディアなど安い 利下げ観測後退で

2025年11月14日(金)06時44分

2021年11月、米ニューヨークで撮影。REUTERS/Brendan McDermid

Noel Randewich

[13日 ロイター] - 米国株式市場は急落して取引を終えた。エヌビディアなど人工知能(AI)関連株が大きく下げた。インフレ懸念に加え、米経済の健全性を巡る連邦準備理事会(FRB)当局者間の見解の相違から利下げ観測が後退した。

FRB当局者の間ではここ数日、追加利下げに消極的な姿勢が強まっており、市場が織り込む12月の利下げ確率はほぼ五分五分まで低下している。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「根本的な問題は、関税インフレが一時的で一度きりのものなのかということだ。そうであろうとなかろうと、一部のFRB当局者が(金利を)引き下げたくない理由はそこにある」と指摘。「FRBが利下げしようがしまいが、どちらにしてもリスクがある」と語った。

AIを巡る楽観に押し上げられたバリュエーションへの懸念から、ここ数年好調だった銘柄の一部が売られた。

エヌビディア、テスラ、ブロードコムは軒並み下落した。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 47457.22 -797.60 -1.65 48173.92 48233.25 47411.10

前営業日終値 48254.82

ナスダック総合 22870.36 -536.10 -2.29 23262.65 23264.27 22796.07

前営業日終値 23406.46

S&P総合500種 6737.49 -113.43 -1.66 6826.47 6828.05 6724.72

前営業日終値 6850.92

ダウ輸送株20種 16116.98 -273.71 -1.67

ダウ公共株15種 1113.45 -8.73 -0.78

フィラデルフィア半導体 6818.74 -263.39 -3.72

VIX指数 20.00 +2.49 +14.22

S&P一般消費財 1891.34 -53.11 -2.73

S&P素材 555.38 -4.19 -0.75

S&P工業 1285.96 -19.89 -1.52

S&P主要消費財 860.92 -0.02 0.00

S&P金融 880.06 -11.67 -1.31

S&P不動産 257.13 -3.42 -1.31

S&Pエネルギー 692.10 +2.15 +0.31

S&Pヘルスケア 1778.64 -0.36 -0.02

S&P通信サービス 422.49 -7.49 -1.74

S&P情報技術 5694.37 -138.29 -2.37

S&P公益事業 449.53 -6.38 -1.40

NYSE出来高 13.64億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 50150 - 1150 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 50095 - 1205 大阪比

ロイター
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