日経平均は反落、買い一巡後に調整 ハイテク株安い
11月11日、東京株式市場で日経平均は小幅に反落し、前営業日比68円83銭安の5万0842円93銭で取引を終えた。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
Hiroko Hamada
[東京 11日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に反落し、前営業日比68円83銭安の5万0842円93銭で取引を終えた。前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで、朝方は堅調な地合いだったが、次第に持ち高調整の売りが出て後場後半にかけては軟調な地合いとなった。ソフトバンクグループの決算発表を控え、手掛けにくさも意識された。
日経平均は前営業日比402円高と堅調にスタートした後上げ幅を拡大し、前場前半に一時601円高の5万1513円16銭まで上昇した。ただ、その後は上げ幅を縮小し、もみ合いが続いた。後場に入ると、一部のハイテク株が下げ幅を拡大し、300円超値下がりする場面もあった。大引けにかけては小幅安の水準で一進一退となった。一方、企業決算を手掛かりにした物色は引き続き活発だった。
市場では「ソフトバンクGの決算で、生成AI(人工知能)需要に対する強気な発言が出てくれば、明日以降しっかりした動きになるかもしれない」(岡三証券のシニアストラテジスト・大下莉奈氏)との声が聞かれた。
大下氏はこれまで出てきた企業決算について「外需が比較的底堅いほか、内需のIT企業も業績を拡大するための投資に着手している印象で、全体的に悪くない」と指摘。目先の日本株は、EPS(1株当たり純利益)が切り上がる形でしっかりした展開が続くのではないか、という。
TOPIXは0.13%高の3321.58ポイントで取引を終了。プライム市場指数は1710.74ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は6兆7321億2700万円だった。東証33業種では、空運、電気・ガス、水産・農林など16業種が値上がり。非鉄金属、海運、陸運など17業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.42%安の709.74ポイントと、小幅に反落した。
個別では、この日決算を発表したソニーグループや鹿島が大幅高となった。一方、前日に公表した決算が嫌気され、コーセーは16%超安と大幅下落し、プライム市場の値下がり率第2位。資生堂は小幅安だった。
指数寄与度の高いソフトバンクGは1%超高。アドバンテストやフジクラ、ディスコは軟調だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり719銘柄(44%)に対し、値下がりが830銘柄(51%)、変わらずが65銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 50842.93 -68.83 51314.04 50,581.17─51,513.16
TOPIX 3321.58 +4.16 3336.44 3,309.70─3,343.69
プライム市場指数 1710.74 +2.33 1717.55 1,704.66─1,721.98
スタンダード市場指数 1481.03 -4.84 1486.55 1,476.39─1,486.55
グロース市場指数 924.25 -3.44 928.05 920.19─929.38
グロース250指数 709.74 -2.98 712.85 706.28─714.14
東証出来高(万株) 242797 東証売買代金(億円) 67321.27
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