ソニーG、今期2度目の上方修正 米関税影響は500億円に縮小
写真はソニーのロゴ。2022年9月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Ritsuko Shimizu
[東京 11日 ロイター] - ソニーグループは11日、2026年3月期(国際会計基準)の連結純利益予想を9700億円から1兆0500億円(前年比1.6%減)に引き上げた。今期2度目の上方修正となる。半導体や音楽事業の増益に加え、米関税影響が想定より縮小したことなどが寄与した。音楽事業では「劇場版『鬼滅の刃』無限城編」のヒットが貢献した。
会社側の純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト20人の予想平均値1兆0847億円をやや下回った。
連結売上高予想は12兆円(同0.3%減)とし、従来計画の11兆7000億円から3000億円引き上げた。ゲーム事業でのハードウエア売り上げ増加や、音楽分野における「鬼滅の刃」の貢献などによる映像メディア・プラットフォームの収入増加が貢献した。また、為替の影響もプラス要因となった。「鬼滅の刃」は、海外での配給が好調で「ハリウッドでトップの興行収入となったことは前例がなかった。想定以上のパフォーマンスができた」(陶琳・最高財務責任者)と評価した。
営業利益は1兆3300億円から1兆4300億円(同12.0%増)に引き上げた。半導体事業や音楽事業の増益のほか、米関税影響の縮小が押し上げた。
8月時点で営業利益ベースで700億円としていた米関税影響は500億円に縮小する。半導体分野で一定程度影響を織り込んでいたが、受注状況などを踏まえ、これをゼロとしたという。
下期(10―3月)の想定為替レートは1ドル=145円前後、1ユーロ=164円前後。
陶CFOは「米国経済を注目してみている。下期に向けてやや減速の傾向がみられる」と述べた。インフレ傾向や求人倍率の低下、統計データがタイムリーに出ておらず不透明感が増していることなどを挙げ「下期はやや慎重に見ており、保守的に事業運営していきたい」とした。
同日、発行済み株式の0.59%に当たる3500万株・1000億円を上限とする自社株の取得枠設定を決議したと発表した。
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