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全日空が一部国内便欠航へ、エンジン部品に不具合の恐れ

2016年08月25日(木)22時29分

 8月25日、ANAホールディングス傘下の全日本空輸は、米ボーイング787型機(写真)のエンジン部品整備に伴い、9月末まで1日10便ずつ欠航していく予定だと発表した。都内で2013年4月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 25日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸は25日、米ボーイング787型機の一部機材でエンジン部品に不具合が発生する恐れがあるため、26日から国内線を一部欠航すると発表した。

エンジンは英ロールスロイス製。所有する全50機のエンジン部品を改修品と順次交換するが、改修品が届くのが来年1月以降になるため、年末まで欠航が出る可能性がある。

不具合は2月にマレーシア・クアラルンプールで初めて起き、3月にベトナム・ハノイでも発生。飛行中にエンジンの異常振動を示す表示が出て引き返す事態となり、全日空とロールスロイスが調査。エンジンに取り込む空気を圧縮する中圧タービンのブレード(羽根)部分が腐食、破断していた。

ある一定の飛行時間や作動回数などを重ねることに加えて、汚染した大気中を飛行することにより、腐食や破断などにつながるとみて、運航に支障をきたさないようエンジン交換を国際線で進めてきた。だが、8月20日に国内線で初めてトラブルが発生したため、国内線でも交換することを決めた。改修されていなくても新品であれば問題はないといい、当面は新品で対応する。

この影響により、26日から9月末までに1日あたり10便前後が欠航する見通し。26日に欠航が決まったのは国内線9便で、同日は5500万円程度の減収になるという。9月末までの具体的な欠航対象便を来週に公表する予定。

ロールスロイスによると、ブルネイの航空会社でも同様の不具合が2件発生しているという。日本航空<9201.T>も787型機を所有しているが、エンジンはゼネラル・エレクトリック製のため影響は及んでいない。

*内容を追加して再送します。

(白木真紀 編集:内田慎一)

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