World Voice

アルゼンチンと、タンゴな人々

西原なつき|アルゼンチン

アルゼンチン36年ぶり3度目のW杯優勝!その後の街の様子

その後の街は通常の生活に戻りながらも、まだアルゼンチン国旗でデコレーションされた店内はそのままにしているところも多く、余韻に浸りながらの年末を過ごしています。
街中には早速アーティストたちによるW杯の名シーンが描かれた壁画がいくつも現れていたり、紙幣にメッシが描かれたアートも話題になっていました。ちなみに、メッシがお札になる?というニュースも流れていたようですが、そちらはフェイクニュースです。

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(スクリーンショット/El doce より)



また、今週月曜日、アディダスから優勝回数である3つの星の刺繍が入ったユニフォームがオンラインのみで発売されたのですが、公式によるとおよそ2時間で完売。

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(スクリーンショット/アディダス公式HPより)



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(筆者撮影・新ユニフォームが販売される2日前のブエノスアイレスのアディダスショップ。2つ星のユニフォームはもう誰も欲しがらないだろうねぇ・・・とショップを警備していたおじさんと世間話をしていました。)

またもうひとつ面白かったのは、「信号上りゲーム」なるものまで登場。信号を登っていく間にメッシやGKのディブ・マルティネス、SNSで話題となったおばあちゃんAbuela、信号にまたがりお酒(フェルネコーラ)を飲むサポーター、さらに上り続けるとマラドーナにも会える・・・という、W杯の余韻に浸れるゲームが無料で公開されています。遊んでみたい方、リンクはこちら

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今回のW杯は、チームと4500万人の国民皆が一致団結し「今度こそ、メッシにW杯優勝というタイトルを!」と願う空気で充満していました。決勝戦数日前からの緊張感なども、それは異様とも言えるほどのエネルギーでした。念願の優勝を決めた時の感動、そしてメッシがトロフィーを掲げた瞬間の映像は、誰しもの胸に焼き付いたはずです。

そんな想いが伝わってくる、何度見ても感動的な、選手たちのメッシへのハグの映像を繋げた動画です。キャプテンメッシ、チーム La Scaloneta、感動をありがとう!!!

 

Profile

著者プロフィール
西原なつき

バンドネオン奏者。"悪魔の楽器"と呼ばれるその独特の音色に、雷に打たれたような衝撃を受け22歳で楽器を始める。2年後の2014年よりブエノスアイレス在住。同市立タンゴ学校オーケストラを卒業後、タンゴショーや様々なプロジェクトでの演奏、また作編曲家としても活動する。現地でも珍しいバンドネオン弾き語りにも挑戦するなど、アルゼンチンタンゴの真髄に近づくべく、修行中。

Webサイト:Mi bandoneon y yo

Instagram :@natsuki_nishihara

Twitter:@bandoneona

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