最新記事
自衛隊

海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「空母化」、米軍ステルス戦闘機が着艦

2024年11月11日(月)17時25分
ライアン・チャン
海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「空母化」、米軍ステルス戦闘機が着艦

「かが」に垂直に着艦するF35B THE UNITED STATES DEPARTMENT OF DEFENSE

<F35B着艦成功で海自護衛艦「かが」が空母に、日米の相互運用能力が向上。中国が「憲法違反」と批判を強めている>

米サンディエゴ沖で海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「かが」に11月6日、米軍F35Bステルス戦闘機が着艦する様子が初めて公開された。海上自衛隊は運用試験の成功を発表。これによって日米の相互運用能力が向上し、抑止能力と対応力が強化され、「インド太平洋地域の平和と安定に貢献する」としている。

姉妹型であるF35AやF35Cと異なり、F35Bはヘリコプターのように垂直に着陸し、短距離で離陸できるため、ヘリコプター搭載型の「かが」や「いずも」で運用が可能だ。かがでは戦闘機の発艦に対応するため、船首部を台形から四角形に変更するなどの改修が施された。将来的には事実上の空母として運用されることになる。

F35Bステルス戦闘機運用試験の成功を告げる海上自衛隊の投稿


日本は近海での海洋進出を強める中国を念頭に、戦闘機の洋上発着艦能力が必要として「いずも」と「かが」の改修を進めた。かがの「空母化」に対し中国は、攻撃兵器の保有を認めない日本の憲法に違反すると批判している。

事件
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

UBS、第4四半期純利益56%増で予想上回る 自社

ビジネス

ネスレCEO、4製品区分への事業再編を計画=FT

ビジネス

MUFGの10-12月期、純利益6%増の5206億

ビジネス

アステラス、通期純利益を再び上方修正 前年比5倍に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗り物から「勝手に退出」する客の映像にSNS批判殺到
  • 4
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 5
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 6
    地球の近くで「第2の地球」が発見されたかも! その…
  • 7
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 8
    最長45日も潜伏か...世界が警戒する「ニパウイルス」…
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    ICE射殺事件で見えたトランプ政権の「ほころび」――ア…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界でも過去最大規模
  • 4
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
  • 5
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 6
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 7
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 8
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 9
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 10
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中