最新記事
越境攻撃

ウクライナ、ロシア西部クルスク州で橋をさらに1本破壊=空軍司令官

2024年8月19日(月)11時22分
破壊されたロシア・クルスク州の橋の衛星画像

ウクライナ空軍のミコラ・オレシュチュク司令官は18日、ロシア西部クルスク州のセイム川に架かる橋をさらに1本破壊し、ウクライナの越境攻撃に対抗するロシア軍の補給能力に制限を加えたと明らかにした。写真は破壊されたクルスク州の橋の衛星画像。8月17日、撮影(2024年 Planet Labs Inc./Handout via REUTERS)

ウクライナ空軍のミコラ・オレシュチュク司令官は18日、ロシア西部クルスク州のセイム川に架かる橋をさらに1本破壊し、ウクライナの越境攻撃に対抗するロシア軍の補給能力に制限を加えたと明らかにした。

対話アプリ「テレグラム」で「クルスク方面。さらに橋をもう1本減らした!ウクライナ空軍は精密な空爆で敵の兵たん能力を奪い続けている」と述べた。

また、橋の上で爆発が起こって煙が上がり、橋の一部が破壊された様子を映した動画も投稿した。

ロイターは橋の破壊やクルスク州の戦況を独自に確認することができなかった。

ウクライナによるセイム川に架かる橋への攻撃は16日以来。軍事アナリストはウクライナ側の発表に先立ち、ウクライナ軍が攻撃している地域にはロシアが補給に使用する橋が3本あり、そのうちの2本が破壊されたか、深刻な被害を受けたと述べていた。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 世界が尊敬する日本のCEO
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年7月1日号(6月24日発売)は「世界が尊敬する日本のCEO」特集。不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者……その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン核施設攻撃「中核部分破壊されず」と米情報機関

ワールド

英、35年までに国防関連費をGDPの5%へ引き上げ

ワールド

トランプ氏、NATO相互防衛条項に疑問呈す 首脳会

ビジネス

対米直接投資が第1四半期に急減、トランプ関税巡る不
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり得ない!」と投稿された写真にSNSで怒り爆発
  • 4
    細道しか歩かない...10歳ダックスの「こだわり散歩」…
  • 5
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 6
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 7
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 8
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 9
    イスラエル・イラン紛争はロシアの影響力凋落の第一…
  • 10
    「温暖化だけじゃない」 スイス・ブラッテン村を破壊し…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 8
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 9
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 10
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中