米ワシントン州、トランプの予備選出馬を認める...排除判断はこれまでコロラドとメーンの2州のみ

米西部ワシントン州の裁判所は18日、11月の大統領選に向けた同州の共和党予備選でトランプ前大統領の出馬を認める判断を示した。写真はトランプ氏。2017年12月、ワシントンのホワイトハウスで撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)
米西部ワシントン州の裁判所は18日、11月の大統領選に向けた同州の共和党予備選でトランプ前大統領の出馬を認める判断を示した。
2021年1月の連邦議会襲撃事件を巡りトランプ氏の出馬資格剥奪を求めた一部有権者の訴えを退けた。合衆国憲法修正14条は暴動や反乱に関与した者が官職に就くことを禁じている。同様の申し立ては数十州で起こされているが、予備選からトランプ氏を排除する判断を示したのはコロラドとメーンの2州のみ。
連邦最高裁はコロラド州判決に対するトランプ氏の上訴について2月に審理する予定で、他州での訴えの行方を左右しそうだ。同氏の弁護団は18日、憲法修正14条の規定は大統領に適用されないなどとする弁論趣意書を連邦最高裁に提出した。


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