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18歳になるウクライナ人青年、ボグダン・エルモヒンがロシア軍へ招集される...彼の弁護士が語ったことは

2023年11月13日(月)13時20分
ブレンダン・コール
軍事教育を受けるロシアの子供たち(2017年) EDUARD KORNIYENKOーREUTERS

軍事教育を受けるロシアの子供たち(2017年) EDUARD KORNIYENKOーREUTERS

<ロシア残留を希望する声明を書いたというが...>

ウクライナ南東部マリウポリからロシアへ連行されたウクライナ人青年が、ロシア軍へ招集される問題が起きている。青年は孤児のボグダン・エルモヒンで、彼の弁護士がウクライナのニュースサイトに語ったところでは、18歳になった1カ月後の今年12月19日にモスクワ地区の兵站部に入るよう招集を受けた。

【画像】ロシアへ連行されたウクライナ人青年のボグダン・エルモヒン

ロシアはウクライナの占領地域から子供たちを事実上拉致し、自国に強制移送していると非難されている。今年3月には国際刑事裁判所が、強制移送を監督したとしてロシアのプーチン大統領とリボワベロワ大統領全権代表(子供の権利問題担当)に逮捕状を発行。ウクライナの発表によれば、連行された子供は1万9000人以上に上る。

エルモヒンは8月にリボワベロワと面会し、ロシア残留を希望する声明を書いたというが、彼の弁護士によれば、精神科病院へ入院させると脅迫されて書いたものだという。このままでは彼はロシア軍に入ることになる。

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