最新記事

動物

ラジコンカーで野良猫に出前、「ニャーダッシュ」とネットで話題に

2022年6月6日(月)18時35分
若道いつき

@homelessworlds/TikTok

<突然の来訪者に最初は警戒するも......>

野良猫に食べ物を届けるというある男性のユニークな試みが、何百万ものネットユーザーの心を掴んでいる。

動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)によると、野良猫や野良犬の力になろうとしても、おびえたり、ケガや病気によって予測不能な行動をとる可能性があるため、注意を払わなければならないという。

TikTokユーザーの@homelessworldsは、この難題を解決する方法を見出した。小型のラジコンカーを使って野良猫や野良犬に食事を届けるのだ。このユーザーはラジコンカーにカメラを取り付け、食事を届ける様子を3月から投稿し続けている。6日現在、フォロワー数は30.8万人にのぼる。

最も視聴されているのは3匹の猫に食事を届けるという動画で再生回数は2000万回以上。突如食べ物を運んできたマシンに1匹が警戒しながら接近してくる。お皿の上の餌の匂いを嗅ぐと、恐る恐る口にし始め、最終的にはすっかり平らげてしまった。

@homelessworlds #cats #fyp ♬ оригинальный звук - Homeless worlds

配達先は猫だけではない。3月26日に公開された野良犬へのデリバリー動画も1500万回を超す再生回数を記録している。映像に登場するお腹をすかせた犬は、ラジコンカーが到着するや否やお皿に盛られた食べ物のほとんどを数秒で食べてしまった。

この独創的なデリバリーサービスに感動したユーザーらは、「ウーバーイーツ」「"ニャー"ダッシュ」と流行サービスを引き合いに出して思い思いの賛辞を送った。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

次期FRB議長の人選、来年初めに発表=トランプ氏

ワールド

プーチン氏、欧州に警告「戦争なら交渉相手も残らず」

ビジネス

ユーロ圏インフレは目標付近で推移、米関税で物価上昇

ワールド

ウクライナのNATO加盟、現時点で合意なし=ルッテ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    大気質指数200超え!テヘランのスモッグは「殺人レベル」、最悪の環境危機の原因とは?
  • 2
    トランプ支持率がさらに低迷、保守地盤でも民主党が猛追
  • 3
    海底ケーブルを守れ──NATOが導入する新型水中ドローン「グレイシャーク」とは
  • 4
    若者から中高年まで ── 韓国を襲う「自殺の連鎖」が止…
  • 5
    「世界一幸せな国」フィンランドの今...ノキアの携帯…
  • 6
    もう無茶苦茶...トランプ政権下で行われた「シャーロ…
  • 7
    【香港高層ビル火災】脱出は至難の技、避難経路を階…
  • 8
    22歳女教師、13歳の生徒に「わいせつコンテンツ」送…
  • 9
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 10
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 5
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 6
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 7
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 8
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 9
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 10
    子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 4
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中