最新記事

イギリス

英スーパー、ソーセージを成人用として販売 客は年齢確認に赤面

2022年1月13日(木)14時50分
青葉やまと

ファン氏は英公共放送のBBCに対し、「びっくりして二度見しました。ちゃんとしたソーセージを買ったかな、とも考えました」と語る。店員に呼び止められた瞬間は、「とても居心地の悪い感じがしましたし、店員は上司を呼ばなくてはなりませんでした」という。ただし、さほど不愉快に感じたというわけでもなかったようだ。「(呼ばれてやってきた上司は)何かのジョークだと思っていましたし、私は私でドッキリかと思っていました。」

ファン氏がFacebook上のケンブリッジの地元グループにレジ画面の写真を投稿すると、他のユーザーからユーモラスなコメントが寄せられた。多くは、庭の手入れにはあまり向いていないのではないか、などととぼける内容だ。

過去にもあった登録ミス

BBCの記事を受けてFacebook上では、過去にテスコで同様の体験をしたというユーザーからのコメントも寄せられている。この女性ユーザーは子供向けアニメ『トムとジェリー』のDVDを購入したところ、レジで年齢確認を求められたという。

テスコ本部が誤ったレーティングで商品を登録したことが原因であり、年齢制限はないが保護者の判断が推奨される「PG」の区分となっていた。女性は店舗の店員とひとしきり笑い転げ、良い思い出になったという。「幸いにも私は18歳以上でしたので、ネコとネズミのアニメを観るのに適格だと証明できました。」

今回のソーセージの件を受けてテスコは、「あらゆる年齢のお客様にこの美味しいソシソンをご購入いただけるよう、解決に取り組んでいます」とのコメントを発表した。

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

トランプ氏、パウエルFRB議長提訴を警告 後任は来

ワールド

トランプ氏、イラン攻撃を警告・ハマスに武装解除要求

ビジネス

米国株式市場=下落、ハイテク株に売り エヌビディア

ビジネス

NY外為市場=円が対ドルで上昇、介入警戒続く 日銀
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と考える人が知らない事実
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 5
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 6
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 7
    【銘柄】子会社が起訴された東京エレクトロン...それ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 10
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 6
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 5
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中