最新記事

2020米大統領選

米共和トップのマコネル上院院内総務、円滑な政権移行を強調 トランプ発言に否定的

2020年9月25日(金)10時28分

トランプ米大統領が、大統領選でジョー・バイデン氏が勝利した場合でも平和的な政権交代に協力するという確約を拒んだことに対し、マコネル上院院内総務が「円滑な政権移行が行われる」と強調するなど、複数の共和党議員から否定的な反応が出ている。22日撮影(2020年 ロイター/JOSHUA ROBERTS)

トランプ米大統領が、大統領選でジョー・バイデン氏が勝利した場合でも平和的な政権交代に協力するという確約を拒んだことに対し、マコネル上院院内総務が「円滑な政権移行が行われる」と強調するなど、複数の共和党議員から否定的な反応が出ている。

トランプ大統領は前日、大統領選で野党民主党候補のバイデン前副大統領に敗北した場合、平和的な政権交代にコミットするかどうかについて明言を避け、「何が起きるか見る必要があるだろう」と述べた。

マコネル氏は24日にツイッターへの投稿で「11月3日の選挙での勝者が1月20日に就任する。1972年以降、4年ごとに行われてきたように、円滑な政権移行が行われる」と強調した。

マコネル氏以外にも、複数の共和党議員がトランプ大統領の発言に直接的な批判は避けつつも、平和的な政権交代に支持を表明。チェイニー元副大統領の娘リズ・チェイニー下院議員はツイッターへの「平和的な政権移行は合衆国憲法に明記され、米国の生存にとっての基盤だ。米大統領は憲法に宣誓を誓っており、その誓いを守ることになる」と述べた。

2016年に共和党の大統領候補指名獲得を争ったルビオ上院議員も「通常の大統領選よりも結果が判明するのに時間がかかる可能性はあるが、正当な結果になる」と主張した。

野党民主党の大統領候補バイデン前副大統領は、トランプ氏の政権移行を巡る発言に「理不尽だ」とコメントした。

トランプ氏は、新型コロナの感染拡大を受けて民主党が推進している郵便投票は不正行為を引き起こすと繰り返し主張している。24日にもFOXニュース・ラジオのインタビューで、郵送投票は「ホラーショー」だと批判した。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【話題の記事】
・米中新冷戦でアメリカに勝ち目はない
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず
・中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?


ニューズウィーク日本版 BTS再始動
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年4月7号(3月31日発売)は「日本企業に迫る サステナビリティ新基準」特集。国際基準の情報開示や多様な認証制度――本当の「持続可能性」が問われる時代へ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トルコ領空にイラン発射の弾道ミサイル、NATO迎撃

ワールド

サウジ紅海側ヤンブー港の原油輸出量、最大能力付近の

ビジネス

金融政策「良い位置」、イラン情勢の影響見極め可能=

ワールド

ロ石油施設の攻撃縮小巡り支援国から「シグナル」=ウ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思われるドローンの攻撃を受け大炎上
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ビートルズ解散後の波乱...「70年代のポール・マッカ…
  • 6
    ヒドラのように生き延びる...イランを支配する「革命…
  • 7
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反…
  • 8
    【銘柄】東京電力にNTT、JT...物価高とイラン情勢に…
  • 9
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 10
    イタリアに安定をもたらしたメローニが国民投票で敗…
  • 1
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 2
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 3
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 4
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆…
  • 5
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 7
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    縫いぐるみが相棒、孤独なサル「パンチくん」がバズ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中