最新記事

人種問題

米人種差別抗議デモでトランプ支持者を銃撃した容疑者、警察が射殺

2020年9月4日(金)18時59分

米西部オレゴン州ポートランドで続く人種差別への抗議運動で参加者1人が銃撃を受けて死亡した事件で、容疑者の男が3日夜、警察に射殺された。ニューヨーク・タイムズ紙が捜査関係者の話として報じた。写真は警察への抗議活動に参加する人。2日撮影(2020年 ロイター/Caitlin Ochs)

米西部オレゴン州ポートランドで続く人種差別への抗議運動で参加者1人が銃撃を受けて死亡した事件で、容疑者の男が3日夜、警察に射殺された。

ニューヨーク・タイムズ紙が捜査関係者の話として報じた。

ポートランドの抗議デモでは、トランプ大統領の支持者で地元極右団体「パトリオット・プレイヤー」を支持していたアーロン・ダニエルソンさんが銃撃を受けて死亡した。

ダニエルソンさんを銃撃したマイケル・レイノール容疑者は3日公表されたバイス・ニュースとのインタビューで、自分と友人が刺されそうになったため、やむを得ず発砲したと主張していた。

警察によると、レイノール容疑者は殺人容疑で指名手配されており、ワシントン州オリンピアのアパートを出て車に乗った後、射殺された。

連邦保安局の報道官は声明で、同容疑者が銃を所持しており警官の命が脅かされたと説明した。

一方、事件の捜査を担当した地元サーストン郡保安官事務所は、レイノール容疑者が銃を所持していたかや発砲したかは確認していないとしている。

レイノール容疑者がインスタグラムに投稿したメッセージによると、同容疑者は反ファシストを自称し、人種差別解消を訴える「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」運動に積極的に参加していた。

*内容を追加しました。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


【関連記事】
・米ウィスコンシン州、警官が黒人男性に発砲し重体 抗議活動で外出禁止令
・巨大クルーズ船の密室で横行するレイプ
・コロナ感染大国アメリカでマスクなしの密着パーティー、警察も手出しできず
・中国からの「謎の種」、播いたら生えてきたのは......?


20200908issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年9月8日号(9月1日発売)は「イアン・ブレマーが説く アフターコロナの世界」特集。主導国なき「Gゼロ」の世界を予見した国際政治学者が読み解く、米中・経済・テクノロジー・日本の行方。PLUS 安倍晋三の遺産――世界は長期政権をこう評価する。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:メモリー半導体不足がスマホ市場を揺らす 

ワールド

中道、引き続き支持拡大目指す考え 野田・斉藤代表が

ビジネス

大林組、通期純利益予想を1700億円に上方修正 今

ワールド

香港紙創業者に懲役20年、国安法裁判 外国勢力と結
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 2
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 5
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 6
    背中を制する者が身体を制する...関節と腱を壊さない…
  • 7
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    心停止の8割は自宅で起きている──ドラマが広める危険…
  • 10
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 5
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中