最新記事

感染症

スペイン、新型コロナウイルス死者3434人 中国超えイタリアに次いで最悪

2020年3月26日(木)10時40分

スペインの新型コロナウイルスの感染による死者数が25日、前日から738人増加し、3434人に達した。発生源となった中国を超え、死者数が6820人に達したイタリアに次いで世界で2番目の水準となった。ヘタフェで撮影(2020年 ロイター/SERGIO PEREZ)

スペインの新型コロナウイルスの感染による死者数が25日、前日から738人増加し、3434人に達した。発生源となった中国を超え、死者数が6820人に達したイタリアに次いで世界で2番目の水準となった。

こうした中、政府はカルボ副首相が新型ウイルス検査で陽性を示したと発表。カルボ氏は1957年生まれ。治療を受け、経過は良好としている。

スペイン中央銀行はこの日、新型ウイルスの感染拡大抑制に向け実施されている措置でスペインの経済活動は3月初旬以降、大きく阻害されているとの見解を表明。政府は今月14日、15日間の非常事態を宣言し、全土で人々の必須な外出以外の移動を禁止した。

議会はこの日、夜遅くまで審議を続け、15日間の非常事態宣言を30日間に延長することを可決した。

保健省でウイルス対策を取り仕切るフェルナンド・シモン氏は、感染封じ込めに向け、人との接触などほぼ全ての物理的な接触を避ける措置を行っており、感染症拡大はピークに達しつつあるとの見方を示した。

*内容を追加しました。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

【関連記事】
・アメリカ、新型コロナウイルス感染3.3万人・死者400人に倍増 全米の半分近くが外出禁止に
・新型コロナウイルスは恐れを知らない若者にも感染し、重症化する
・日本で新型コロナの死亡率が低いのは、なぜなのか?


20200331issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年3月31日号(3月24日発売)は「0歳からの教育 みんなで子育て」特集。赤ちゃんの心と体を育てる祖父母の育児参加/日韓中「孫育て」比較/おすすめの絵本とおもちゃ......。「『コロナ経済危機』に備えよ」など新型コロナウイルス関連記事も多数掲載。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

トランプ氏、5月14─15日に訪中 「歴史的な訪問

ワールド

イラン、紅海要衝の新戦線を警告 本土・島に攻撃なら

ワールド

ロの石油輸出能力40%が停止、近代史上最悪の供給途

ワールド

デンマーク総選挙で与党敗北、内閣総辞職 連立協議難
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:BTS再始動
特集:BTS再始動
2026年3月31日号(3/24発売)

3年9カ月の空白を経て完全体でカムバック。世界が注目する「BTS2.0」の幕開け

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」モナコ舞踏会に見る富と慈善
  • 2
    意外と「プリンス枠」が空いていて...山崎育三郎が「日本産ミュージカルの夢」に賭ける理由【独占インタビュー】
  • 3
    中国の公衆衛生レベルはアメリカ並み...「ほぼ国民皆保険」を達成した中国の医療保険の実態とは
  • 4
    「有事の金」が下がる逆説 イラン戦争で市場に何が…
  • 5
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 6
    デンマーク王妃「帰郷」に沸騰...豪州訪問で浮かび上…
  • 7
    【クイズ】2年連続で「世界幸福度ランキング」で最下…
  • 8
    まずサイバー軍が防空網をたたく
  • 9
    地上侵攻もありえる...イラン戦争が今後たどり得る「…
  • 10
    イランは空爆により核・ミサイル製造能力を「喪失」…
  • 1
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え時の装いが話題――「ファッション外交」に注目
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公開...母としての素顔に反響
  • 3
    【銘柄】「三菱商事」の株価に高まる期待...ホルムズ海峡封鎖と資源価格高騰が業績を押し上げ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「マツダ・日産・スバル」が大ピンチ?...オーストラ…
  • 6
    韓国製ミサイル天弓-II、イラン戦争で96%迎撃の衝撃 …
  • 7
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する…
  • 8
    レストラン店内で配膳ロボットが「制御不能」に...店…
  • 9
    第6回大会を終えて曲がり角に来たWBC
  • 10
    三笠宮彬子さまも出席...「銀河の夢か、現実逃避か」…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中