最新記事

北朝鮮

トランプ=文在寅、国連総会で会談へ 北朝鮮問題が議題

2018年9月5日(水)08時48分

 9月4日、韓国の青瓦台(大統領府)と米ホワイトハウスが明らかにしたところによると、トランプ米大統領(写真左)と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領(右)が今月下旬にニューヨークで開かれる国連総会に合わせて会談し、北朝鮮問題について協議する見通しとなった。写真は今年5月にホワイトハウスで会談した際の両首脳(2018年 ロイター/Carlos Barria)

トランプ米大統領と韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が今月下旬にニューヨークで開かれる国連総会に合わせて会談し、北朝鮮問題について協議する見通しとなった。韓国の青瓦台(大統領府)と米ホワイトハウスが4日明らかにした。

両首脳はこの日、50分間にわたり電話協議を行った。青瓦台によると、両首脳は「国連総会に合わせて会談し、(朝鮮)半島問題に関する戦略や協力を巡り、突っ込んだ話し合いを行う方向で検討する」ことで一致。

米ホワイトハウスのサンダース報道官は、両首脳が国連総会に合わせて会談することで合意したと発表した。また、文大統領がトランプ氏に対し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と面会するために5日に特使を平壌に派遣すると説明したと明らかにした。

文大統領の特使団は平壌を訪問し、今月に予定される南北首脳会談に関する協議を行う見通し。

特使団のメンバーである鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安全保障室長は先に、文大統領の親書を金委員長に手渡すと述べていた。親書の内容には触れなかった。

鄭氏はまた、北朝鮮側と朝鮮半島の完全な非核化に向けた方策について話し合う意向を示した。



[ソウル 4日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

モルガンSが北海ブレント価格予想引き上げ、OPEC

ビジネス

スターバックス、中国事業経営権を博裕資本に売却へ 

ワールド

ペルー、メキシコとの国交断絶表明 元首相の亡命手続

ワールド

中国、日本など45カ国のビザ免除措置を来年末まで延
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    米沿岸に頻出する「海中UFO」──物理法則で説明がつかない現象を軍も警戒
  • 3
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った「意外な姿」に大きな注目、なぜこんな格好を?
  • 4
    「あなたが着ている制服を...」 乗客が客室乗務員に…
  • 5
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    「白人に見えない」と言われ続けた白人女性...外見と…
  • 10
    これをすれば「安定した子供」に育つ?...児童心理学…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 7
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    「日本のあの観光地」が世界2位...エクスペディア「…
  • 10
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中