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経済制裁

北朝鮮タンカー、東シナ海で「瀬取り」の疑い ドミニカ船と接触

2018年1月25日(木)07時49分

 1月24日、外務省は、北朝鮮船籍とドミニカ船籍のタンカーが東シナ海の公海上で接触しているのを20日未明に確認したと発表した。板門店で昨年9月撮影(2018年 ロイター/Kim Hong-Ji)

外務省は24日、北朝鮮船籍とドミニカ船籍のタンカーが東シナ海の公海上で接触しているのを20日未明に確認したと発表した。日本政府は洋上で積荷を引き渡す「瀬取り」の疑いがあるとして、国連安保理の北朝鮮制裁委員会に通報した。

2隻のタンカーが夜間に照明を点灯し、横付けしているのを海上自衛隊の哨戒機が発見した。北朝鮮船籍の同タンカーは、昨年11月に「瀬取り」に関与したとして国連安保理が入港禁止対象に指定していた。日本政府はこの船が船名を偽装したと判断、制裁逃れを図った疑いが強いとみている。

(久保信博)



[東京 24日 ロイター]


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