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オンライン賭けサイトでトランプの勝率がクリントンを逆転

2016年11月9日(水)14時59分

 11月8日、オンライン賭けサイト「プレディクトイット」とアイルランドのブックメーカー(賭け業者)、パディー・パワーでは、米大統領選の投票が行われた8日の夜までに、共和党候補のドナルド・トランプ氏の勝率が急上昇し、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の勝率を上回った。写真はミシガン州で撮影(2016年 ロイター/Rebecca Cook)

 オンライン賭けサイト「プレディクトイット」とアイルランドのブックメーカー(賭け業者)、パディー・パワーでは、米大統領選の投票が行われた8日の夜までに、共和党候補のドナルド・トランプ氏の勝率が急上昇し、民主党候補のヒラリー・クリントン氏の勝率を上回った。

 パディ・パワーによると、トランプ氏の勝率は83.3%、クリントン氏の勝率は22.2%。8日朝時点ではクリントン氏の勝率がトランプ氏を上回っていた。

 同社の広報担当は、両候補の勝率逆転について、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票で離脱派が勝利したときと「よく似ている」と指摘した。

 ニュージーランドのビクトリア大学と米ワシントンの政治コンサルティング会社アリストトル・インターナショナルが運営する「プレディクトイット」では、クリントン氏の勝率が8日夜までに25%に急低下。

 大統領選でトランプ氏の予想外の健闘ぶりが伝えられたことで、勝率は8日朝の水準から50%ポイント超低下した。一方、トランプ氏の勝率は65%前後と、40%ポイント以上上昇した。今回の選挙戦を通じ、トランプ氏の勝率がクリントン氏を上回ったのは初めてという。

[9日 ロイター]


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