最新記事

南アフリカ

南アフリカのマンデラ財団がズマ大統領を非難 指導者交代求める

2016年11月2日(水)18時09分

11月1日、南アフリカのネルソン・マンデラ財団は、ズマ大統領(写真)が同国の「車輪を脱落させている」と非難、政権与党のアフリカ民族会議に指導者の交代を求めた。ポロクワネで2007年12月撮影(2016年 ロイター/Siphiwe Sibeko)

 南アフリカのネルソン・マンデラ財団は1日、ズマ大統領(74)が同国の「車輪を脱落させている」と非難、政権与党のアフリカ民族会議(ANC)に指導者の交代を求めた。

 2009年に就任して以来、ズマ大統領は数々の汚職疑惑にまみれながらも政治生命を失わずにいるが、投資家らは、同国の政治の安定やビジネス環境、法の支配に懸念を示している。

 ネルソン・マンデラ財団は、南アフリカの学者や政治家、記者など10人の常任メンバーが理事会を構成。声明で「安全で有能な人の手によって守られるよう、必要な手段を取ることを求める」と表明した。同財団が声明を発表するのはまれ。

 大統領の報道官は電話でのコメントの求めに応じなかった。

 ANCの党員の間にはズマ大統領の辞任を求める声もあるが、党幹部は大統領を支持している。8月の地方選挙は同党にとって、1994年のアパルトヘイト(人種隔離)政策を撤廃以来最悪の結果となった。

 野党や市民団体は2日、首都プレトリアで大統領の辞任を求めてデモ行進する予定。

 

[ヨハネスブルク 1日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

ミャンマー総選挙、第1回は国軍系USDPがリード 

ワールド

ウクライナ、年初から連日モスクワ攻撃とロ国防省 首

ビジネス

政治の天井破れた、相場も天井破りの高値を=大発会で

ワールド

ローマ教皇、ベネズエラの独立維持求める 人権と法の
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...強さを解放する鍵は「緊張」にあった
  • 2
    アメリカ、中国に台湾圧力停止を求める
  • 3
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙」は抑止かそれとも無能?
  • 4
    2026年の節目に問う 「めぐみの母がうらやましい」── …
  • 5
    ベネズエラ攻撃、独裁者拘束、同国を「運営」表明...…
  • 6
    野菜売り場は「必ず入り口付近」のスーパーマーケッ…
  • 7
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 8
    「対テロ」を掲げて「政権転覆」へ?――トランプ介入…
  • 9
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 10
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチン、その先は袋小路か
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 6
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 7
    眠る筋力を覚醒させる技術「ブレーシング」とは?...…
  • 8
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 9
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中