最新記事

中国共産党

人民日報「指導の核心を強化」 習近平への権力集中を暗示か

2016年10月25日(火)19時35分

10月24日、中国共産党の機関紙、人民日報は24日、「指導の核心」を強化するための規則が必要との見解を示した。北京で9月撮影(2016年 ロイター/Thomas Peter)

 中国共産党の機関紙、人民日報は24日、「指導の核心」を強化するための規則が必要との見解を示した。数十年続いた集団指導体制を経て、習近平総書記(国家主席)への権力集中が加速することが示唆されている。

 共産党の重要会議である第18期中央委員会第6回総会(6中全会)は24日開幕。4日間の日程で、「党内政治生活に関する若干の準則」を新たな情勢に合わせて見直すことが既に発表されている。

 1980年制定の「若干の準則」は、毛沢東への個人崇拝が文化大革命につながったとの反省から、集団指導体制に基づいて意思決定を行うよう定めている。

 人民日報は、1980年以降、この規則が党内の政治生活の「正常化」を実現し、経済成長を支えたと指摘。36年が経過する今、指導部が6中全会で新たな規則を定めるとした。

 それにより、「一層強固で精力的な指導の核心を実現し、中国を新たなスタート地点へ導くよう備える」との見方を示した。どのような形で規則が変更されるのかは明らかにしていない。

 6中全会は完全非公開で行われ、27日に閉幕。新華社が声明を公表する。

[北京 24日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ロ朝が包括戦略条約、有事に相互支援 プーチン氏24

ビジネス

英CPI、5月は3年ぶり2%目標回帰 基調圧力なお

ワールド

マレーシアと中国、経済協力協定更新 デジタル経済な

ワールド

イスラエル、戦争法規違反の可能性 国連が報告書
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:サウジの矜持
特集:サウジの矜持
2024年6月25日号(6/18発売)

脱石油を目指す中東の雄サウジアラビア。米中ロを手玉に取る王国が描く「次の世界」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 2

    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は「爆発と強さ」に要警戒

  • 3

    えぐれた滑走路に見る、ロシア空軍基地の被害規模...ウクライナがドローン「少なくとも70機」で集中攻撃【衛星画像】

  • 4

    800年の眠りから覚めた火山噴火のすさまじい映像──ア…

  • 5

    ルイ王子の「くねくねダンス」にシャーロット王女が…

  • 6

    この夏流行?新型コロナウイルスの変異ウイルス「FLi…

  • 7

    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…

  • 8

    「多くが修理中」ロシア海軍黒海艦隊の3分の1が「戦…

  • 9

    中国不動産投資は「さらに落ち込む」...前年比10.1%…

  • 10

    今回の東京都知事選を「イロモノ」の祭典にしないた…

  • 1

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 2

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車の猛攻で、ロシア兵が装甲車から「転げ落ちる」瞬間

  • 3

    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は「爆発と強さ」に要警戒

  • 4

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 5

    米フロリダ州で「サメの襲撃が相次ぎ」15歳少女ら3名…

  • 6

    毎日1分間「体幹をしぼるだけ」で、脂肪を燃やして「…

  • 7

    この「自爆ドローンでロシア軍撃破の瞬間」映像が「…

  • 8

    カカオに新たな可能性、血糖値の上昇を抑える「チョ…

  • 9

    森に潜んだロシア部隊を発見、HIMARS精密攻撃で大爆…

  • 10

    えぐれた滑走路に見る、ロシア空軍基地の被害規模...…

  • 1

    ラスベガスで目撃された「宇宙人」の正体とは? 驚愕の映像が話題に

  • 2

    半裸でハマスに連れ去られた女性は骸骨で発見された──イスラエル人人質

  • 3

    ニシキヘビの体内に行方不明の女性...「腹を切開するシーン」が公開される インドネシア

  • 4

    ウクライナ水上ドローンが、ヘリからの機銃掃射を「…

  • 5

    「世界最年少の王妃」ブータンのジェツン・ペマ王妃が…

  • 6

    接近戦で「蜂の巣状態」に...ブラッドレー歩兵戦闘車…

  • 7

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃の「マタニティ姿」が美しす…

  • 8

    新型コロナ変異株「フラート」が感染拡大中...今夏は…

  • 9

    早期定年を迎える自衛官「まだまだやれると思ってい…

  • 10

    ロシアの「亀戦車」、次々と地雷を踏んで「連続爆発…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中