[モスクワ 7日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は7日、東部シベリアにあるペスト研究所の職員が先週2日に死亡した事例について、所定の手続きに従って世界保健機関(WHO)に報告したと述べ、この件に関してメディアが虚偽の情報を流していると非難した。

米ABCニュースはこれに先立ち、「米国がこの死亡事例へのロシアの対応について正式な外交抗議を申し入れ、ロシアに対し同事例に関する透明性の向上を求めた」と報じていた。

職員が体調を崩して死亡した詳しい状況は明らかにされておらず、ロシア当局はこの職員と接触した数十人を隔離し、衛生当局のトップを研究所のあるイルクーツク州に派遣した。

ペスコフ氏は、この事件を巡る報道の多くは虚偽であり、国民はロシアの衛生監視機関である消費者権利保護・福祉監督庁(ロスポトレブナゾール)が発表した情報を信頼すべきだと述べた。

ロスポトレブナゾールは6日、死亡した職員と接触した人物からペストの症例は確認されていないとし、地元住民の日常生活にもほとんど支障は生じていないと発表した。

ペスコフ氏はまた、現時点ではプーチン大統領とトランプ米大統領との間で電話会談の予定は入っていないと述べた。

トランプ氏は6日、この件について「まもなく」プーチン氏と話し合うと述べていた。

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