[ストックホルム 7日 ロイター] - スウェーデンの王立科学アカデミーは7日、2026年のノーベル化学賞を硤合憲三・東京理科大名誉教授と仏パリ第11大学のアンリ・カガン氏に授与すると発表した。授賞理由は「不斉有機合成における非線形効果と自己触媒作用の発見」。

2025年に金属有機構造体(MOF)の研究で受賞した京都大学の北川進特別教授に続く2年連続の快挙となった。

化学賞選考委員会のハイナー・リンケ委員長は「今年の賞は基礎化学に関するものだ。多くの分子は2つの異なる形で存在する。私の両手のように、互いに鏡に映した姿の関係にあり、よく似ているが同一ではない。両手をぴったり重ね合わせることはできない。このような分子は、ギリシャ語で『手』を意味する言葉から『キラル』と呼ばれる」と述べた。

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