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イギリス内相「外国人雇用の制限検討、海外人材確保は不足補うため」

2016年10月5日(水)10時30分

 10月4日、英国のラッド内相は、企業の外国人雇用を制限すべきか検討する考えを示した。写真はバーミンガムの保守党大会会場で3日撮影(2016年 ロイター/Toby Melville)

英国のラッド内相は4日、企業の外国人雇用を制限すべきか政府として検討する考えを示した。

与党・保守党大会で移民抑制対策の一環として提示した。

ラッド氏は、英国の移民制度への信頼を維持し、国内の雇用を守るため、政府は移民管理を強化する必要があると指摘。

具体的な対策として、海外から採用する企業に対する試験を厳格化すべきか検討すると述べた。試験を通じ、海外からの人材確保が「英国民の雇用を奪っているのではなく」、労働市場の不足を補うためのものであることを確実にすべきとした。



[バーミンガム(英国) 4日 ロイター]


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Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

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