ディズニーチャンネルは死んだ...8~13歳向けメディア経済圏が「いつの間にか消えた」理由

Where Did All the Tween Shows Go? Experts on How Adult TV Affects Gen Alpha

2025年9月26日(金)18時23分
メリッサ・フルール・アフシャー

その傾向はデータでも裏付けられている。2025年にプリサイズTV(Precise TV)が実施した調査では、イギリスの10〜12歳の子供のうち78%が、従来のテレビよりYouTubeを好むと回答している。

また、カリフォルニア州に拠点を置くコモン・センス・メディア(Common Sense Media)の調査によれば、2025年時点で0〜8歳の子供のうち51%がスマートフォンまたはタブレットといったモバイル端末を自分専用で持っているという。

特に所有率が高いのはタブレットで、同年齢層の47%が自分の端末を所有している。

年長の視聴者向けに設計された無編集の配信コンテンツには、急激なトーンの変化、汚い言葉、感情的に不安定な振る舞いなどが含まれる場合があり、ライブチャット機能によって子供が危険なやり取りにさらされる可能性もある。

「長期的なリスクは、発達段階にそぐわないテーマや映像に子供たちが継続的にさらされることだ」と、デジタル育児とスクリーンタイムの専門家であるヤロン・リトウィン氏は本誌に語る。

「しかもそれらは、ユーザーの行動に基づいて『より刺激的な内容』を自動的に提示するアルゴリズムによって届けられている」

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国、国防産業監督機関の元幹部を汚職で起訴

ワールド

「台湾独立」勢力は断固取り締まるべき、中国共産党幹

ビジネス

英バークレイズ、25年は12%増益、新たな業績目標

ワールド

中国、ジェット燃料不足のキューバ支援を表明
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中