ウクライナ軍のシルスキー総司令官は22日、テレグラムに声明を発表し、「私は後任者に、防衛するだけでなく、攻勢にも出ている軍を引き継ぐ」と投稿し、退任を明らかにした。

同氏は「ウクライナ軍は今年、700平方キロメートルの領土を奪還した」と述べ、功績を強調した。

ゼレンスキー大統領は21日、ミハイロ・ドラパティ統合軍司令官がウクライナ軍総司令官に就任すると明らかにした。

ゼレンスキー氏は先週、ドローン(無人機)革新の取り組みを主導し、シルスキー氏と対立していた改革派で技術に精通したフェドロフ国防相を更迭した。これに抗議してシルスキー氏の解任を求めるデモが連日続いたため、総司令官の交代を決めた。

シルスキー氏は開戦初期のキーウ防衛で重要な役割を果たし、24年初めから最高位の職に就いていた。ただ、硬直した指揮スタイルには一部の兵士から兵員の損失が大きいとの厳しい批判も出ていた。

シルスキー氏は声明の中で、ハルキウ州でのロシア軍の攻勢阻止や、24年のロシア・クルスク州での作戦など、自身の実績を強調した。
 

[ロイター]
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