砂糖入り飲料を日常的に飲む人は、胃がんを発症するリスクが2倍以上になる可能性があることが、最新の研究で明らかになった。

マサチューセッツ総合病院とハーバード大学医学大学院の研究チームによると、砂糖入り飲料を1日1杯飲む人は、月1杯以下の人と比べ、胃がんを発症するリスクが2.45倍高かった。研究結果は8月、学術誌「Gastro Hep Advances」に掲載された。

米疾病対策センター(CDC)のデータによれば、米国では18歳以上の成人の6割以上が、砂糖入り飲料を1日1回以上飲んでいると回答している。子供でも約6割が毎日飲んでおり、そうした飲料から1日平均400キロカロリー以上を摂取している。

砂糖入り飲料には、炭酸飲料やエナジードリンク、加糖ジュースなどが含まれる。一方、果汁100%のフルーツジュースは含まれない。

胃がんは、世界のがんによる死因の第4位である。米国がん協会によると、米国では毎年3万人以上が胃がんと診断され、1万人以上が死亡している。

研究チームは、米国の成人11万2000人以上の健康データを分析した。その結果、砂糖入り飲料を日常的に飲む人では胃がんの発症率が2倍以上高く、特に女性で強い関連がみられた。

一方、人工甘味料を使用した飲料では、摂取量が多くても胃がんの発症率が高まるという同様の関連は確認されなかった。人工甘味料については、これまでの研究で代謝や腸の健康に悪影響を及ぼす可能性が指摘されている。

大腸がんを上回るリスク上昇も
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