ワイル・コーネル医科大学とニューヨーク・プレスビテリアン病院の消化器腫瘍専門医であるマニッシュ・シャー教授は、今回の結果が事実だと確認されれば注目すべきものだと言う。シャーは今回の研究には参加していない。
「食事に含まれる果糖やその他の添加糖を大量に摂取することで、一部のがんのリスクが高まる可能性について、近年ますます注目が集まっている」とシャーは話す。果糖の大量摂取については、これまでにも大腸がんの発症との関連が報告されているが、そのリスク上昇は今回の研究で示されたものと比べれば「小さい」という。
砂糖の摂取量が多いことと一部のがんとの関連に、どのようなメカニズムがあるのかはまだ明らかになっていない。ただ、シャーによれば「複数の要因が関係している可能性が高い」という。
「最近注目されている興味深い研究分野の1つが、果糖によって腸内細菌叢が変化し、それががんリスクの上昇につながる可能性だ」とシャーは説明する。
また、これまでの研究では、砂糖入り飲料が体重増加や代謝の変化と関連することも示されている。肥満についても、別の研究でがんとの関連が指摘されている。
Reference
Chan, Andrew et al. (2026) Association between sugar-sweetened and artificially sweetened beverage intake and gastric cancer incidence. Gastro Hep Advances. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2772572326002189
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