一方、ダイクストラ氏はこう語る。「私たちの世代は、土曜の朝にテレビアニメを見て育った。でも、α世代の子供たちは、ユーザー生成型のYouTube動画という『ごちゃ混ぜ』の世界で育っている。気に入るものがなければ、自分たちでその場で作ってしまう。今から10〜15年後には、従来型のコンテンツ形式はほぼ消滅し、パーソナライズされ、双方向で、リアルタイムに反応するようなコンテンツに完全に置き換わっているかもしれない」

かつてのようにディズニー・チャンネルの番組表が新聞や雑誌に載っていた時代は、すでに過去のものとなった。今や、プレティーンのデジタル体験はアルゴリズムとインフルエンサーによって形づくられている。

専門家たちは、この流れが変わるには、大人――すなわち保護者たちの介入が不可欠だと口を揃える。

リトウィン氏の言葉を借りれば、「この現象に対処するには、保護者が現実的な『ガードレール』を設ける必要がある」。

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