「悪循環」中国の飲食店に大倒産時代が到来...デフレ下で価格競争激化
3月21日、中国の首都北京の郊外にある荒れ果てた倉庫で、中古厨房機器の販売業を手がけるアン・ダウェイさん(38)は飲食店向けの巨大な冷蔵庫と業務用コンロ、パン焼きオーブンの列を点検していた。写真は2月、閉店した北京の飲食店から厨房機材を回収するアンさんのチーム(2025年 ロイター/Tingshu Wang)
中国の首都北京の郊外にある荒れ果てた倉庫で、中古厨房機器の販売業を手がけるアン・ダウェイさん(38)は飲食店向けの巨大な冷蔵庫と業務用コンロ、パン焼きオーブンの列を点検していた。
こうした機材一つ一つの背景に、倒産した飲食店の存在がある。アンさんは「一般人が飲食店を開くことは、ほとんど失敗が約束されたようなものだ」と話した。
新型コロナウイルス禍後のV字型の景気回復に賭けていた人たちは、中国の景気減速と消費者の外食離れを目の当たりにしている。その結果、1杯のコーヒーが9.9元(約200円)、4人前の定食が99元といった価格競争が起きている。
中国の指導部は内需拡大を今年の最優先事項としており、それによって米国による中国からの輸入品の関税引き上げと、長引く不動産危機の影響を相殺しようとしている。
しかし、2月の中国の消費者物価指数(CPI)は昨年1月以来のマイナスとなり、デフレスパイラルへの懸念を呼び起こした。
昨年、アンさんらのチームは24年に毎月200軒の飲食店を解体し、前年と比べて3.7倍のペースとなった。中国の企業情報サイト、企査査のデータによると、24年に廃業した宅配企業は300万件弱と過去最高になった。
アンさんは「北京、上海、広州、深センのような一線都市では飲食店の毎月の閉店率が10%を超え、15%を超える時もある」と指摘する。
-
プロダクトエンジニア「ポテンシャル採用/大手や外資系など3000社に導入/HR SaaS「ミキワメ」/web系SE・PG/港区虎ノ門/東京都
株式会社リーディングマーク
- 東京都
- 年収400万円~550万円
- 正社員
-
外資系医療機器メーカーで活躍「医療機器営業」完休2日
フラームジャパン株式会社
- 東京都
- 月給27万3,058円~33万円
- 正社員
-
「外資系企業内アカウントマネジャー」外資金融企業のオフィスで最高の食体験を創出する、運営統括マネジャー
コンパスグループ・ジャパン株式会社
- 東京都
- 年収700万円~1,200万円
- 正社員
-
外資系大手グループの「経理職」/年休126日/産休復帰率100%
エフシーアイジャパン株式会社
- 東京都
- 年収500万円~
- 正社員






