プレスリリース

名古屋産業科学研究所 中部TLOとジェネシア・ベンチャーズは、ディープテック・スタートアップの支援強化に向けた連携協定を締結しました

2023年07月03日(月)09時30分
公益財団法人名古屋産業科学研究所・中部TLO(以下 中部TLO)と、株式会社ジェネシア・ベンチャーズ(GV)は、ディープテック領域で自然科学研究から生まれる技術シーズを活用し、脱化石燃料依存や循環型経済といった社会課題の解決を目指すスタートアップ支援を強化するために協力します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/357949/LL_img_357949_1.png
ディープテック領域の支援強化に向けた連携

ディープテックは、科学的な発見に基づく革新的な技術であり、多くはアカデミアによる研究の累積から生まれます。一般的にディープテックでは、更なる基礎研究が必要とされ、その社会的な活用までには長期間にわたる研究開発と大量の資金を必要とします。

ディープテックの潜在力はそのような膨大な投資に見合うものです。具体的には、既存の技術では解決が難しい課題、例えば、脱化石燃料依存の実現や循環型経済の推進など、社会に対して大きなインパクトを与えうる課題への対応が可能となります。これらの課題解決は、我が国の産業競争力を持続的に発展させるためには不可欠であることから、今後、ディープテック領域への早期投資と支援がますます重要になると考えられます。

一方、ディープテックは、高度な専門性と広範な事業関連性から、技術シーズを創出するアカデミア、資金を提供するベンチャーキャピタル、関連事業を展開する企業といった多様な利害関係者の相互協力が求められますが、多様な利害関係者の間で技術シーズに対する理解や期待値は異なり、協力関係(エコシステム)の構築は容易ではありません。

そのような状況下で、アカデミアと産業界の橋渡しを担う支援機関であるTLO(Technology Licensing Organization)は、多様な関係者から構成されるディープテック領域のエコシステム形成をサポートするハブとしての役割を果たすことが求められています。

中部TLOは、産・学・官の連携による日本の産業の発展に貢献することを目的とし、中部・東海地域の大学や公的研究機関が生み出す研究成果を特許取得や技術移転だけに留まらず、社会実装という観点からの技術育成を支援しており、SDGs (Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)に資する技術シーズの発掘・育成にも注力しています。

一方、GVは、すべての人がその恩恵を享受できるテクノロジー、そしてそれらを生み出すスタートアップを支援することで、より豊かな社会の実現を目指すことを理念に掲げています。

今回の中部TLOとGVの協力は、互いの強みを補完し、ディープテック領域での技術シーズをもとに事業を創出することで豊かな未来社会を創造する新産業の創出力を強化するものです。


■公益財団法人 名古屋産業科学研究所 中部TLO
中部TLOは、長年の特許を中心とした技術移転事業や幅広い産学連携支援で培った経験を活かし、新たな技術育成を目指す活動を進めています。より社会実装に近い公募事業のサポートや大学を含む公的機関からの委託業務を通して、大学や公的研究機関で研究開発された成果を企業の新しいビジネスにつなげる支援をおこなっています。加えて、新産業創出・社会貢献に向け高い価値がある課題については、公的資金だけではなく民間資金の活用などこれまでにない取組みで産学連携を活性化することにチャレンジしています。 http://www.nisri.jp/ctlo/


■株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
ジェネシア・ベンチャーズは、日本および東南アジアで創業間もないシード期のスタートアップに対する投資と事業支援を行っています。2023年3月には、総額150億円となるGenesia Venture Fund 3号投資事業有限責任組合(3号ファンド)の組成を完了し、同ファンドから大学発を含むディープテック領域のスタートアップにも投資を行っています。特に、大きな社会的インパクトが期待される脱炭素や資源循環などのテーマに注力しており、これら社会課題のブレークスルーに繋がる大学等の研究および技術シーズの積極的な発掘と投資活動を推進していきます。 https://www.genesiaventures.com/


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プレスリリース提供元:@Press
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