Bo Erickson Trevor Hunnicutt Gram Slattery

[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、パレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和⁠評議会」の初会合を首都ワシントンで開催した。

ただトランプ氏が最も重要なガザ問題に言及したのは自ら演説を開始してから25分も経過した後で、発言の⁠大半は出席した各国首脳の容姿や力強さ、富などを「褒める」ことに費やし⁠た。普段は甘い顔と強面(こわもて)を使い分けてディール(取引)を迫るトランプ氏だが、出席者の目には同氏のこの会合での振る舞いはかつてないほど楽しげに見えたようだ。

トランプ氏は会合⁠に参加した首脳だけでなく国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長の⁠名前⁠まで読み上げ、彼らはそろってステージ上でトランプ氏の左右に並んだ。テーブルの上に赤い「MAGA」の帽子を置いた向きもあった。

パラグアイのペーニャ大統領についてトランプ氏は「若くてハンサムな男だ、⁠若くてハンサムなのは常に素晴らしい」などと賛辞を贈った。

またインドネシアのプラボウォ大統領に対しては「タフな顔つき」を見るよう観衆に促した。

一方でトランプ氏は、平和評議会が国連をしのぐ存在になる可能性も示唆している。

同氏は「平和評議会はほとんど国連を⁠見下ろす立場になる。国連は助けを必要としている」と強調した。

また初会合が開催された米平和研究所が最近、自身の名を冠する形に改称されたことに関してトランプ氏は、ルビオ国務長官が仕掛けた「サプライズ」だったと明かした。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。