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北朝鮮の金与正氏、日米韓の軍事訓練けん制 対抗措置警告

2025年09月14日(日)16時08分

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は、日米韓が15日から行う軍事訓練によって「悪い結果」を受ける可能性があると警告した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が14日報じた。写真は金与正氏。ロシア極東アムール州で2023年9月、代表撮影(2025年 ロイター)

[ソウル 14日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は、日米韓が15日から行う軍事訓練によって「悪い結果」を受ける可能性があると警告した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が14日報じた。

韓国軍は日米韓が北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対する航空、海上、サイバー作戦能力を向上させるため、15日から年次防衛訓練「フリーダムエッジ」を実施すると発表している。

金与正氏は「米日韓が北朝鮮周辺という誤った場所で無謀に力を誇示すれば、間違いなく自らに悪い結果をもたらすということを思い起こさせる」とKCNAを通じて述べた。

韓国メディアによると、米韓は北朝鮮の脅威に対し通常戦力と核戦力で対処する机上演習「アイアンメイス」も来週実施する予定だ。

朝鮮労働党幹部の朴正天氏はKCNAを通じて出した談話で、「敵対勢力」が合同訓練によって力を誇示し続ければ、北朝鮮は「より明確かつ強力」に対抗措置を取ると述べた。

ロイター
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