駐インド米大使候補、関税問題「数週間で解決も」と上院で証言

9月11日、トランプ米大統領が駐インド大使に指名したセルジオ・ゴア氏(写真)は上院外交委員会が開いた公聴会で、関税問題を巡る米国とインドの合意時期は遠くないとの考えを示した。ワシントンで3月撮影(2025年 ロイター/Craig Hudson)
Patricia Zengerle David Brunnstrom
[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領が駐インド大使に指名したセルジオ・ゴア氏は11日に上院外交委員会が開いた公聴会で、関税問題を巡る米国とインドの合意時期は遠くないとの考えを示した。
ゴア氏はトランプ氏側近の1人で現在はホワイトハウスの大統領人事局長。
歴代の米政権は、アジア・太平洋地域における中国の台頭に対抗する勢力としてインドを重視してきたが、トランプ氏が仕掛けた貿易戦争で両国関係が悪化。インドが農産物や乳製品市場の開放に抵抗し、ロシア産原油購入を続けていることから、米国はインドからの輸入品に計50%の追加関税を適用している。
しかしゴア氏は、これらの関税を巡る合意に向けて「われわれ(米国とインド)はそれほど遠い距離にあるわけではない。今後数週間のうちに解決に至ると本気で思っている」と強調した。
この種の公聴会では極めて異例なことに、ルビオ国務長官がわざわざ出席してインドについて「将来の世界情勢の行方という観点で今や米国が最優先の関係を結んでいる国の1つだ」と語った。
またトランプ氏が8月22日にゴア氏の指名を発表してから公聴会が開催されるまでの期間も通常より短い。
これはトランプ政権がインドに対する強硬姿勢を最近になって和げる方向に転換したことを物語る。
公聴会では与党共和党議員からも、トランプ氏に近い人物が駐インド大使になるのはプラスだとの意見が聞かれた。
11月にインドで開く日米オーストラリア・インドの協力枠組みクアッド首脳会合を巡り、関係者の話ではトランプ氏がまだ出席するかどうか決まっていない。
この問題について質問されたゴア氏は「正確な日時を約束しないが、大統領はクアッドとの会合を継続し、それを強化することに全面的にコミットしている」と述べた。
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