ニュース速報
ワールド

ロシア・インドネシア首脳が会談、戦略的パートナーシップ宣言に調印

2025年06月20日(金)07時33分

 6月19日、ロシアを訪問中のインドネシアのプラボウォ大統領は、西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した。写真は会談中の両首脳。同日、サンクトペテルブルクで代表撮影。提供写真(2025年 ロイター/Sputnik/Vyacheslav Prokofyev)

[サンクトペテルブルク(ロシア)  19日 ロイター] - ロシアを訪問中のインドネシアのプラボウォ大統領は19日、西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領と会談した。ロシア大統領府によると、両首脳は戦略的パートナーシップ宣言に調印した。

ロシアにとってインドネシアとの関係緊密化は、グローバルサウス諸国と結び付きを強めようとする取り組みの一環。背景には、ウクライナ侵攻に伴って西側諸国から厳しい制裁を科されていることがある。

こうした中でインドネシアとロシアの政府系ファンドの間ではこの日、20億ユーロ(22億9000万ドル)相当の投資基金を設立する協定も締結された。

プーチン氏は、インドネシアがBRICSの正式加盟国になった点に触れて、国際社会で存在感を強めるBRICSに多大な貢献をしてくれるだろうとの期待を示した。

プラボウォ氏は、BRICS加盟を支援してくれたプーチン氏に感謝を伝え、両国の関係が進展を続けていると強調した。

ロシアはインドネシアに対して、軍事や安全保障、貿易、原子力開発などの分野で関係を深めることを提案している。

現在国内使用電力の大半を石炭で賄っているインドネシアは、将来見込まれるエネルギー需要増加に対応しつつ、二酸化炭素(CO2)排出を抑えるという課題に直面し、原子力発電に目を向けつつある。

インドネシアは2032年までに同国初の原子力発電所を建設したい意向で、中国や米国の企業とともにロシア国営原子力企業ロアストムも関心を示している。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米軍「イランの攻撃阻止」、革命防衛隊の米企業標的宣

ワールド

トランプ大統領図書館のAI動画公開、マイアミにガラ

ビジネス

原油高の影響「明確」、リスク過小評価すべきでない=

ビジネス

米2月求人件数、688.2万件で予想下回る 採用は
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 3
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 4
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 5
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 6
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 7
    韓国・週4.5日労働制が問いかけるもの ──「月曜病」解…
  • 8
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 9
    アリサ・リュウの自由、アイリーン・グーの重圧
  • 10
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 7
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 8
    作者が「投げ出した」? 『チェンソーマン』の最終…
  • 9
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中