ロシア、30日間停戦を支持 「ニュアンス」が考慮されれば=ペスコフ氏

ロシア大統領府のペスコフ報道官は、30日間の無条件停戦について、停戦に関する「ニュアンス」が十分に考慮された場合のみ、支持すると述べた。9日、モスクワで撮影(2025年 ロイター/ Alexander Zemlianichenko/Pool via REUTERS)
[9日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は9日、トランプ米大統領が8日に求めたロシアとウクライナに要求した30日間の無条件停戦について、停戦に関する「ニュアンス」が十分に考慮された場合のみ、支持すると述べた。 国営タス通信によると、ペスコフ報道官は「ウクライナ側から長らく提起されていた」が、トランプ政権の呼びかけを受け、「プーチン大統領はすぐに支持した」と述べた。ただ、「停戦という概念を巡る多くのニュアンスに対する回答が見つからなければ、詳細に議論するのは非常に難しいという留保付きだ」とした。 ロシアはこれまで、長期的な停戦には、停戦を監視・維持するためのメカニズムの構築にかかっているという認識を示している。