ニュース速報
ワールド

ウクライナの中立維持が和平条件=プーチン氏

2024年11月08日(金)08時08分

 ロシアのプーチン大統領は7日、ウクライナの中立維持が和平の条件になるべきだとの考えを改めて強調した。同日、ソチで代表撮影(2024年 ロイター)

[ソチ(ロシア) 7日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は7日、ウクライナの中立維持が和平の条件になるべきだとの考えを改めて強調した。

プーチン氏は「中立でなくなれば、ロシアとウクライナの友好的関係が存在すると想像するのは難しい」と語り、ロシアはウクライナが中立姿勢を保つとの理解に基づいて旧ソ連国境を承認したと付け加えた。

ウクライナが中立の立場でなければ「常に悪意を持つ者の道具として利用され、ロシアの国益を損ねる」とも主張した。

北大西洋条約機構(NATO)は、ウクライナがいずれ加盟国になると繰り返し発信している。一方、プーチン氏は6月14日に提示した戦闘終結の条件としてウクライナがNATOへの加盟方針を撤回し、ロシアが自国領と主張する地域から軍の部隊を完全に引き揚げることを挙げた。

ウクライナはこのロシア側の案は降伏に等しいと拒絶している。ゼレンスキー大統領は独自の「勝利計画」を明らかにした上で、同計画実現には西側諸国の追加的支援が必要だと訴えている。

ロシアは侵攻から2年半余りでウクライナの約5分の1を制圧した。こうした中で、将来の国境について聞かれたプーチン氏は「ウクライナの国境は、私たちが歴史的に自国領と呼んでいる一定地域に住む人々の決定に従わなければならない」と言及した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イスラエル軍、ガザで武装勢力4人殺害 農民も射殺

ワールド

エア・カナダがキューバ便運休、ジェット燃料の入手難

ビジネス

武田薬品、米AI企業と17億ドルで提携 医薬品開発

ビジネス

日経平均は続伸で寄り付く、ハイテク株や主力株高い
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近したイラン製ドローンを撃墜
  • 4
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 5
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 6
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 7
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 8
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 9
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 10
    【銘柄】なぜ?「サイゼリヤ」の株価が上場来高値...…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 10
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中