イラン、ロシアの軍事フォーラムで長距離ドローン展示=国営通信
イラン国営通信(IRNA)は12日、同国の長距離ドローン「モハジェル10」をロシアの国際軍事技術フォーラムで展示していると伝えた。写真はイラン国旗。2023年6月、オーストリア・ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で撮影(2024年 ロイター/Leonhard Foeger)
[ドバイ 12日 ロイター] - イラン国営通信(IRNA)は12日、同国の長距離ドローン「モハジェル10」をロシアの国際軍事技術フォーラムで展示していると伝えた。
米政府当局者はイランがモハジェル10の前身「モハジェル6」を含む国産ドローンをロシアに供給し、ロシアがウクライナでの戦争に使用していると非難している。
ロシアの国際軍事技術フォーラムは12日から14日まで開催される。
イランは昨年8月にモハジェル10の詳細を公開。飛行距離、飛行時間、積載量を向上させたと述べた。
イランのメディアによると、モハジェル10の航続距離は2000キロで、最大飛行時間は24時間。最大積載量は300キロで、モハジェル6の2倍という。
イランは、首都テヘランで先月末にイスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が暗殺されたことを受け、イスラエルに報復攻撃すると警告している。