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米下院、ウクライナ・イスラエル支援法案20日にも採決

2024年04月18日(木)11時50分

 4月17日、米共和党のジョンソン下院議長(写真)は、ウクライナ、イスラエル、インド太平洋地域への支援に関する法案を早ければ20日にも採決する方針を示した。写真は米ワシントンで撮影(2024 ロイター/Evelyn Hockstein)

Patricia Zengerle

[ワシントン 17日 ロイター] - 米共和党のジョンソン下院議長は17日、ウクライナ、イスラエル、インド太平洋地域への支援に関する法案を早ければ20日にも採決する方針を示した。

下院歳出委員会は計950億ドル超の安全保障支援法案を公表。ウクライナに608億4000万ドル、イスラエルに263億8000万ドル、インド太平洋に81億2000万ドルを充てる。

ジョンソン氏は20日正午まで法案を精査し修正を提案する期間を設けると述べた。

保守派の要求に応じ、国境警備に関する別の法案を公表する方針も示した。

バイデン大統領は速やかな法案承認を訴え、可決されれば直ちに署名すると述べた。

下院の法案3本は上院が2月に超党派の支持を得て可決した950億ドルの支援パッケージと類似するが、ジョンソン氏は保守強硬派の反対を受けて採決を見送ってきた。

保守派の要求を踏まえ、ウクライナ支援法案には経済援助の返済を求める条項が盛り込まれた。ただ、バイデン政権はこの条件を免除することができる。

ロイター
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