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ガザ病院爆発、27人死亡 双方が相手側攻撃と非難 市民の犠牲増

2023年11月11日(土)17時10分

世界保健機関の報道官は、ガザ地区最大の病院と、生命維持装置を装着している子どもを収容する病院が10日に砲撃を受けていると述べた。10日、ガザで撮影(2023年 ロイター/Ibraheem Abu Mustafa)

Emma Farge

[ガザ/エルサレム 10日 ロイター] - パレスチナ当局によると、イスラエル軍は10日、イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで病院3カ所などを空爆し、少なくとも27人が死亡した。病院への地上戦も展開されているという。

一方、イスラエル軍はこれに対し、ガザの武装勢力が発射した不発弾がシファ病院に着弾したと発表し、爆発がイスラエルの空爆によるものという報道を否定した。

パレスチナ当局者によると、ガザ最大規模のシファ病院の中庭にミサイルが着弾したほか、インドネシア病院が爆発の被害を受けた。また、ナセル・ランティシ小児がん病院が放火されたとの報告がある。

シファ病院の院長はロイターに対し「イスラエルは現在、ガザ市の病院に戦争を仕掛けている」と述べた。

ガザ保健当局によると、シファ病院はイスラエル軍による爆撃を5回受けた。このほか、イスラエル軍はアルクッズ病院に対する銃撃を行っており、激しい衝突が発生。少なくとも1人が死亡し、28人が負傷した。負傷者の大部分は子供という。

さらに避難所として利用されているガザ市内の学校に対するイスラエル軍の攻撃で、少なくとも25人が死亡したと明らかにした。

イスラエル軍報道官は、イスラエル軍の進軍が続く中、過去2日間で10万人超のガザ市民が南部に退避したと明らかにした。ガザで拘束されている人質の解放に向けた取り組みも進められているが、時間がかかると述べた。

ブリンケン米国務長官は「あまりにも多くのパレスチナ人が死亡している」とし、これまでで最も強い言葉で民間人の犠牲を非難した。民間人の保護を確実にするため一段の措置を講じる必要があるとも述べた。

ガザ保健省によると、イスラエル軍との衝突が始まって以降、ガザで少なくとも1万1078人が死亡したと発表した。うち子どもの犠牲者は4506人とした。また現時点でガザの21の病院と47の医療センターが稼働停止状態に陥っているという。

こうした中、パレスチナの人権団体アルハク、アルメザン、パレスチナ人権キャンペーンの3グループは、イスラエルがガザで大量虐殺を含む戦争犯罪を犯しているとして、国際刑事裁判所(ICC)に調査を要請した。

また、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、ハマスが10月7日にイスラエルへの攻撃を始めて以来、ガザで100人を超える国連職員が死亡したと発表した。

※システムの都合で再送します

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