ニュース速報

ワールド

中国のコロナ新規感染者が最多更新、広州・重慶など主要都市で拡大

2022年11月25日(金)18時01分

中国国家衛生健康委員会の25日の発表によると、国内の新型コロナウイルス新規市中感染者が24日に3万2695人確認された。前日の最多記録を更新した。資料写真、北京で3日撮影(2022年 ロイター/Thomas Peter)

[上海 25日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会の25日の発表によると、国内の新型コロナウイルス新規市中感染者が24日に3万2695人確認された。前日の最多記録を更新した。各都市でコロナ対策の規制が強化されている。

内訳は有症状者が3041人、無症状者が2万9654人。前日の新規市中感染者は3万1444人だった。

死者はゼロで、累計の死者数は5232人で変わらず。24日現在、中国本土では累計30万0619人の有症状者が確認されている。

都市別では南部の広州と南西部の重慶の感染者が特に多く、成都、済南、蘭州、西安、武漢でも1日当たりの感染者数が数百人規模で推移している。

河北省石家荘市では感染者数が前日から4倍増え、3197人となった。

首都・北京では24日に新たに424人の有症状者と1436人の無症状者が報告された。前日は有症状者509人、無症状者1139人だった。

上海では有症状者は9人で前日と変わらず。無症状者は77人と、前日の58人から増えた。

広州の新規市中感染者は7524人、 重慶は6500人。

中国政府は2週間前、感染症対策を「最適化」する20項目の措置を発表したが、在中国のフランス商工会議所は中国政府に適切な施行を要請。「矛盾する他の政策を導入すべきではない」と訴えた。

隔離期間の短縮などを含む20項目の措置については、大都市で混乱と不透明感が広がっており、北京では多くの住民が自宅待機を迫られている。

*システムの都合で再送します。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

アングル:米政界の私的チャット流出、トランプ氏の言

ワールド

再送-カナダはヘビー級国家、オンタリオ州首相 ブル

ワールド

北朝鮮、非核化は「夢物語」と反発 中韓首脳会談控え

ビジネス

焦点:米中貿易休戦、海外投資家の中国投資を促す効果
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 5
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 6
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 7
    必要な証拠の95%を確保していたのに...中国のスパイ…
  • 8
    海に響き渡る轟音...「5000頭のアレ」が一斉に大移動…
  • 9
    【ロシア】本当に「時代遅れの兵器」か?「冷戦の亡…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 7
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 8
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 9
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 8
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 9
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中