ニュース速報

ワールド

独首相がベトナム訪問、製造業の中国からのシフトで注目高まる

2022年11月14日(月)12時53分

 ドイツのショルツ首相(写真左)は13日、訪問先のベトナムで同国のファム・ミン・チン首相(同右)とエネルギーおよび通商関係について協議した。写真は共同記者会見の様子。ハノイで撮影(2022年 ロイター/Nguyen Ha Minh)

[ハノイ 13日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は13日、訪問先のベトナムで同国のファム・ミン・チン首相とエネルギーおよび通商関係について協議した。独首相のハノイ訪問は10年以上ぶりとなる。

中国訪問に続き、インドネシアで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に向かう途中に訪問。多くのドイツ企業が中国以外へのアジア製造拠点多様化を検討する中、ベトナムの役割が増大している。

ショルツ氏はチン氏との共同記者会見で、ドイツがベトナムとの貿易関係深化を望んでおり、ハノイの地下鉄拡張などを通じて同国のグリーンエコノミー移行を支援すると述べた。

G20サミットに向かう前にはシンガポールも訪問する予定。東南アジアではベトナムとシンガポールのみが欧州連合(EU)と自由貿易協定を結んでいる。

ロイター
Copyright (C) 2022 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

韓国企画財政相と通商交渉本部長、25日に米で2プラ

ビジネス

米財務長官、金融規制改革深化訴え 前政権の資本規制

ビジネス

午前のドルは147円半ばで売買交錯、参院選後の取引

ワールド

英、ロシア「影の船団」に新たな制裁 タンカー135
MAGAZINE
特集:AIの6原則
特集:AIの6原則
2025年7月22日号(7/15発売)

加速度的に普及する人工知能に見えた「限界」。仕事・学習で最適化する6つのルールとは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量のカギは「ホルモン反応」にある
  • 2
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 3
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞の遺伝子に火を点ける「プルアップ」とは何か?
  • 4
    「死ぬほど怖かった...」高齢母の「大きな叫び声」を…
  • 5
    小さなニキビだと油断していたら...目をふさぐほど巨…
  • 6
    中国経済「危機」の深層...給与24%カットの国有企業…
  • 7
    日本では「戦争が終わって80年」...来日して35年目の…
  • 8
    「巨大なヘラジカ」が車と衝突し死亡、側溝に「遺さ…
  • 9
    父の急死後、「日本最年少」の上場企業社長に...サン…
  • 10
    その病院には「司令室」がある...「医療版NASA」がも…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 3
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは「ゆったり系」がトレンドに
  • 4
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
  • 5
    日本より危険な中国の不動産バブル崩壊...目先の成長…
  • 6
    アメリカで「地熱発電革命」が起きている...来年夏に…
  • 7
    「マシンに甘えた筋肉は使えない」...背中の筋肉細胞…
  • 8
    「想像を絶する」現場から救出された164匹のシュナウ…
  • 9
    「二度とやるな!」イタリア旅行中の米女性の「パス…
  • 10
    ネグレクトされ再び施設へ戻された14歳のチワワ、最…
  • 1
    その首輪に書かれていた「8文字」に、誰もが言葉を失った
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    頭はどこへ...? 子グマを襲った「あまりの不運」が話題に
  • 4
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 5
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...…
  • 6
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 7
    「細身パンツ」はもう古い...メンズファッションは…
  • 8
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 9
    「ベンチプレス信者は損している」...プッシュアップ…
  • 10
    ロシアの労働人口減少問題は、「お手上げ状態」と人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中